消費者庁は6月2日、6歳以下の子供が歯磨き中に歯ブラシをくわえたまま転倒し、喉を突くなどの事故が、2016~20年度の5年間で120件報告されていると発表し、保護者に向けて注意喚起した。こうした事故は特に1~3歳で多いとし、座らせて歯磨きをさせることや、喉突き防止対策がしてある子供用歯ブラシを使用することを呼び掛けている。
同庁と国民生活センターの「医療機関ネットワーク事業」に参画する、全国の医療機関から寄せられた報告を集計した。
年齢別にみると▽0歳 1件▽1歳 48件▽2歳 32件▽3歳 23件▽4歳 9件▽5歳 7件▽6歳 0件――で、3歳以下が大半を占めている。けがの原因で最も多いのは転倒の72件で、全体の6割に上った。
また、このうち通院を必要とする事例は49件、入院を必要とする事例は27件あった。
同庁では、特に事故が多い1~3歳ごろの子供が自分で歯磨きをするときの注意点として▽保護者がそばで見守り、床に座らせる▽転倒する恐れのある不安定な場所は避ける▽子供の周囲に、転倒の原因になりやすい物は置かないようにする▽子供用歯ブラシは喉突き防止対策がしてあるものを選び、保護者が仕上げをする歯ブラシとは使い分ける▽仕上げ用歯ブラシは子供に持たせず、手の届かない場所に置く――などを挙げている。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
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江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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