文科省は8月3日、今年の国際化学オリンピックに日本代表として参加した高校生4人のうち、3人が銀メダル、1人が銅メダルを獲得したと発表するとともに、4人を文部科学大臣表彰の受賞者とすることを決めた。
銀メダルを獲得したのは、▽小池佑弥さん(名古屋市立向陽高校3年)▽竹本隆弘さん(洛南高校3年)▽西浦洸平さん(京都府立園部高校3年)。銅メダルを獲得したのは、一瀬陽日さん(東京都立小石川中等教育学校5年)。
今大会は11年ぶりに日本での開催となり、7月25日~8月2日の日程で行われ、85の国・地域から312人が参加した。大会は化学の実力を競うと同時に親交を深めることを目的とし、例年、生徒らは5時間の実験課題と理論問題に挑戦することになっている。しかし今回は新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、リモートでの大会となり、5時間の理論試験のみが各国で行われ、実験課題は行われなかった。
文科省は、国際的な科学技術コンテストで優秀な成績を収めた生徒に文部科学大臣表彰を行っており、今回受賞した4人を表彰することを決めた。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
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江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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