新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の対象が8月17日、13都府県に拡大したことなどを受けて、新たにまん延防止等重点措置から緊急事態宣言に移行することになった群馬県は、県立学校について夏休み明けから緊急事態宣言の期間である9月12日まで、分散登校やオンライン授業を実施する方針を決めた。部活動についても休止する。
同県教委によると、分散登校を実施するのは県立高校、県立中等教育学校、県立特別支援学校で、8月17日付で各学校に通知した。小中学校を所管する市町村教委にも同日付で通知し、同様の対応を求めている。
分散登校は、学校の実情に応じて始業式を午前と午後に分けることや、学年・学級を2~3グループに分け、曜日や時間帯によって週2~3日登校させることなどを想定。同県では昨年度の段階で県立高校の生徒1人に1台の学習者用端末が配布されていることから、学校の授業を同時配信で家庭でも受けられるようにするなどの、オンラインを活用した学習支援も合わせて実施する。
9月12日までは部活動も休止とし、学校行事は感染リスクの高いものは避け、実施する場合であっても十分な対策を行うことを条件としている。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
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江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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