来年度から始まる高校の「公共」に向けて、日本自動車教育振興財団はこのほど、自動車を巡る現代的な課題を取り上げた副教材を同財団ホームページで公表した。教員向けガイドと授業用ワークシートで構成され、生徒同士で議論する際の資料などとして活用できる。
公開された教材は、地球温暖化やモビリティ社会の実現に向けた課題など、自動車にまつわる6つのテーマごとに、教員向けガイドと授業用ワークシートがPDF形式でダウンロードできるようになっている。
例えば、「地球温暖化について考えよう」では、電気自動車についての理解を促しつつ、地球温暖化対策としてどのようなルールを設定することが公正につながるのかを考察。「どこにいても いつまでも」では、過疎化・高齢化が進む地域のデータを見ながら課題を発見し、解決策を提案したりする活動を取り入れている。
教員向けのガイドでは、教材の狙いや授業での使い方、演習での想定解答例などがまとめられており、「公共」をはじめとする授業ですぐに実践できるようになっている。
各教材については、同財団HPから確認できる。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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