公立の小中高校や特別支援学校を対象に京都府教委が昨年度に実施したいじめ調査(2学期分)の結果で、いじめの認知件数は計9265件と前年同期より210件、2.2%減少しました。同府教委によると、昨年度の1学期分の認知件数は1万368件で、前年同期に比べると1478件、14.3%増加しており、2学期の認知件数が一転して減少した理由を、「把握し切れていない事例があるのかもしれない」(学校教育課)としています。また、いじめ問題に詳しい専門家も「新型コロナウイルスの感染拡大で子ども同士が関わる機会が減ると同時に、教師と子どもの関わりも減ってしまい、問題が見逃されている可能性がある」と警鐘を鳴らしています。(参照記事:京都府調査でいじめ認知が減少 専門家が「見逃し」に警鐘)あなたの学校でも、いじめを見逃してしまっている可能性はあると思いますか?
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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