自民党文科部会の「学校現場のいじめ撲滅プロジェクトチーム(PT)」は5月13日、いじめ加害者に対し、集団的な学習活動への参画を校長権限で制限できる、新たな懲戒処分制度を創設することなどを盛り込んだ提言案を了承しました。現行の教育委員会による加害児童生徒の出席停止措置は運用が難しいとして、校長の権限で迅速に行える「分離措置」(仮称)を新たに設け、オンライン授業などによる学習保障を行いつつも、校内への立ち入りを禁じるものです。座長を務める三谷英弘衆院議員は「被害者が転校して逃げなければならないのに、加害者がのうのうと学校に通い続ける現状はおかしい」と、被害児童生徒を迅速に守ることの重要性を訴えました。(参照記事:いじめ加害者に校長判断で「分離措置」 自民PTが提言案)あなたは、いじめ加害者の校内への立ち入りを、校長判断で禁じられるようにすることに賛成ですか?[socialpoll id="2172031" type="set"]
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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