日本に避難してきたウクライナの人たちのサポートを充実させようと、日本財団はこのほど、「ウクライナ避難民支援基金」を設置したと発表した。寄付は10億円を目標に、日本で生活するための支援や、日本文化を知り、地域と親しむ機会の提供などに充てられる。
基金はラーム・エマニュエル駐日米国大使、セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ大使の協力を得て、10億円を目標に寄付を募る。すでに1200人以上に上っている日本へのウクライナ避難民が、日本社会で生活していけるようにするための日本語教育や、花火大会などの各地の祭りにウクライナの子どもたちを招待し、日本文化を知ってもらう機会を設けるという。
記者会見でコルスンスキー駐日ウクライナ大使は「戦争は今も続いているため、全ての支援は大変貴重だ。今回の基金設立は、戦争により避難を余儀なくされたウクライナ人の苦しみを和らげることに寄与するものだ」と謝意を表明した。
寄付は9月30日まで、日本財団のHPから受け付ける。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
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江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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