来年度からの3年間を改革集中期間として、公立中学校における休日の運動部活動の地域移行が全国で進められるのを受け、教員や地方議員、地域スポーツクラブ関係者、保護者などが参加する「高知県の教職員の働き方改革と学校部活動の地域移行を考える会」の会合が6月25日に開催されました。地域移行に関する課題の一つに「地方は受け皿が少ない」ことが挙げられ、呼び掛け人である高知県土佐町議の鈴木大裕氏は「地域に受け皿がないところは、学校がやらざるを得なくなる。教員がやりたくないと言った時には、その部活動は廃部になるだろう。それは保護者と教員間の分断につながりかねない」と警鐘を鳴らしました。(部活動の地域移行「地方には受け皿ない」 教員や議員ら議論)
あなたの地域では、(文化部も含め)部活動を移行できる「受け皿が少ない」という懸念はありますか?
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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