小学生の48%、中学生の63%が「睡眠時間は足りていない」と感じていることが、ニフティが運営する子供向けサイト「ニフティキッズ」が小中学生を対象に行った、「睡眠」に関するアンケートの結果で分かった。「家での勉強に時間がかかる」「YouTubeなどの動画を見ている」「塾で帰りが遅い」などを主な理由として挙げており、中学生が就寝する時間は平日で午後11時以降が62%に上った。
同調査は7月25日~8月15日に、「ニフティキッズ」への訪問者のうち2387人から回答を得た(うち小学生1449人、中学生843人、その他95人)。
「平日の夜は何時ごろ寝る?」という質問に対しては、小学生が「午後10時ごろ」(36%)、「午後9時ごろ」(25%)、「午後11時ごろ」(18%)の順。中学生が「午後11時ごろ」(27%)、「午後10時ごろ」「午前0時ごろ」(各23%)、「午前1時ごろ」(12%)だった。一方、休日では小学生は「午後10時ごろ」(29%)、「午後11時ごろ」(25%)、中学生が「午後11時ごろ」(25%)、「午前0時ごろ」(23%)と平日に比べそれぞれ遅くなっていた。
平日の睡眠時間について小学生は「8時間」(33%)、「9時間」(21%)、「7時間」(18%)、中学生は「7時間」(28%)、「8時間」「6時間」(各22%)の順。「睡眠時間は足りているか」との問いには、「足りていない」と答えた小学生は48%、中学生は63%に上った。理想の睡眠時間については小学生が「9時間」「10時間」(各28%)、中学生が「8時間」(31%)、「9時間」(27%)としており、それぞれ実際の睡眠時間よりも1~2時間を必要としていることが分かった。
睡眠が足りていない理由は小中学生合わせて、「家での勉強に時間がかかる」(55%)、「YouTubeなどの動画を見ている」(41%)、「塾で帰りが遅い」(26%)を挙げた。このうち「家での勉強」で時間がかかるものとして、小学生では「塾の宿題」(36%)、「学校の宿題」(25%)、「テスト勉強」(10%)が、中学生では「学校の宿題」(37%)、「テスト勉強」(33%)、「塾の宿題」(17%)が挙がった。