【教員×投票】都スピーキングテストの指導要領外の出題 許容範囲?

【教員×投票】都スピーキングテストの指導要領外の出題 許容範囲?
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 11月27日に行われた、都内の中学3年生を対象とした英語スピーキングテスト「ESAT-J」で出題された問題の一部に、中学校の学習指導要領を超える表現が含まれていました。英語教育学の専門家は「高校の学習指導要領の中でも高難度の内容」と指摘し、学校現場からは、事前に告知されていた内容と異なる出題がなされたことを疑問視する声も聞かれます。一方、都教育庁の担当者は「文法を理解していなければ解答できない内容ではなく、問題があるとは認識していない」と説明しています。

 具体的には、今回のスピーキングテストの実施要項では、出題範囲を「中学校学習指導要領(2017〈平成29〉年告示)に基づく内容とする」と告知していましたが、実際に出題された問題では、意味や内容が伝わるよう英文を音読する問題で、「You may have seen」という、高校の学習指導要領の内容である「助動詞(may)と完了形(have seen)を用いた過去に関する推測の表現」が含まれていました。(参照記事:都英語スピーキングテスト 中学校指導要領を超えた内容出題都スピーキングテスト 「未履修でも解答可能」に専門家反論

 あなたは、この出題内容について、許容できる範囲だと思いますか?

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