国際基督教大が初のトップ10入り THE日本大学ランキング

国際基督教大が初のトップ10入り THE日本大学ランキング
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 高等教育の競争力を測る「世界大学ランキング」を発表している英国の教育専門誌『タイムズ・ハイヤー・エデュケーション』(THE)と提携しているベネッセホールディングスは3月23日、日本国内の大学について、4つの分野を基に評価した「THE 日本大学ランキング」の結果を公表した。総合ランキングでは、東北大学が4年連続で1位となったほか、国際基督教大学が初めてトップ10入りを果たした。

 「THE 日本大学ランキング」は「THE 世界大学ランキング日本版」として2017年3月に始まり、今回で7回目。より世界大学ランキングとは異なるランキングであることを強調しようと、今回から「THE 日本大学ランキング」と名称を変更した。「教育リソース」「教育充実度」「教育成果」「国際性」の4つの分野でランキング指標が構成され、日本国内の271大学をランク付けした。

 総合ランキングのトップ10をみると①東北大学②東京大学③大阪大学④東京工業大学⑤京都大学⑥九州大学⑦北海道大学⑧名古屋大学⑨筑波大学⑩国際基督教大学――の順で、私立大学で唯一、国際基督教大学がランクイン。同学は分野別にみると、学生調査や高校教員の評判調査を加味した「教育充実度」ではトップだった。

 また、学生1人当たりの資金や教員比率、大学合格者の学力などを基にした「教育リソース」の分野では東京医科歯科大学、企業人事や研究者の評判調査に基づく「教育成果」では京都大学、外国人学生・教員比率や日本人学生の留学比率などを踏まえた「国際性」では立命館アジア太平洋大学がそれぞれ1位になり、これら3大学の顔ぶれは昨年と変わらなかった。

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