教員の「働き方改革」に向けた取り組みの一環として、文科省は警察庁に対し、放課後の児童生徒の見守りは学校ではなく地方自治体、警察に補導されるなどした場合の対応については保護者に責任があることを踏まえて対応するよう依頼しました。また都道府県教育委員会に対しても、こうした前提に立った上で非行防止対策を進めるよう通知しました。
中教審は2019年1月の答申で、放課後の児童生徒の見守りや補導時の対応は「基本的には学校以外が担うべき」と分類。教員の「働き方改革」について議論している中教審の特別部会が8月28日に出した緊急提言も、引き続き「教員以外が担うべき業務」と位置付け、警察庁への協力要請も検討するよう求めていました。(参照記事:【独自】補導時は保護者の責任として対応を 文科省が警察庁に依頼)
あなたの学校は、放課後の児童生徒の見守りや補導時の対応を「基本的には学校以外が担う」ことは、できていますか?
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください