「学校でずっとマスクをつけている」小学生33%、中学生44%

「学校でずっとマスクをつけている」小学生33%、中学生44%
iStock.com/Hakase_
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 新型コロナウイルス感染症が今年5月に感染症法上の5類に移行してからも、小学生の33%、中学生の44%が学校でずっとマスクを着用していることが、ニフティが運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」のアンケート調査で分かった。マスクを着用している理由では、「素顔を見せたくないから」「マスクをつけるのが習慣だから」「他人の目が気になるから」などの回答が目立った。

 ニフティキッズでは、小中学生を中心とした子どもたちを対象に5類移行後初めてとなるマスクに関するアンケートを実施、1724人から回答を得た。アンケートは8月15日から9月11日までインターネット調査で行われた。

 「学校ではマスクをつけて過ごしているか?」の問いに、「ずっとつけている」と答えたのは小学生が33%、中学生が44%だった。「ずっとつけていない」は小学生が28%、中学生が12%、「授業内容や活動内容によってつけ外ししている」は小学生が39%、中学生が44%だった。

 学校でマスクをずっとつけている理由を尋ねたところ、小中学生で「素顔を見せたくないから」が81%、「マスクをつけるのが習慣だから」が66%、「他人の目が気になるから」が59%、「やっぱりコロナが心配だから」が41%と続いた。また、マスクをずっとつけていない理由では「暑いから」が81%、「息が苦しいから」が66%、「素顔で生活したいから」が40%などだった。

 マスクを外すようになったきっかけを聞いたところ、「暑いから」が81%、「周りの人が外すようになったから」が53%、「肌が荒れるから」が25%と続いた。

 ニフティキッズでは、3月にも同様のマスク着用に関するアンケート調査を実施しており、「新学期(マスクの着用が自己判断になったあと)学校ではマスクをつけるか?」との問いに、小中学生の68%が「つける予定」と答えていた。

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