自民党安倍派が政治資金パーティーの収入を所属議員側に還流させていた疑惑を受け、岸田文雄首相は12月14日、同派に所属する閣僚と副大臣を交代させる人事を行った。文科省では青山周平副大臣が退任し、後任には同党所属の衆院議員で無派閥の阿部俊子氏が就いた。
ホームページなどによると、阿部氏は比例中国ブロック選出の当選6回。これまでに農水副大臣や外務副大臣、自民党副幹事長などを歴任した。前任の青山氏の担務を引き継ぎ、教育とスポーツの分野を担当するものとみられる。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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