教育DXのカタログ情報を提供 富士ソフトがサービスマップ

教育DXのカタログ情報を提供 富士ソフトがサービスマップ
iStok.com/metamorworks
【協賛企画】
広 告

 GIGAスクール構想の進展によって学校現場でのICT利用が加速していることに対応し、富士ソフトは12月14日、ICTによる教育関連サービスを集めたウェブサイト「教育DXサービスマップ」の実証アルファ版を公開した。教育委員会や学校関係者の情報収集に役立ててもらおうと、校務支援システムや授業支援、デジタル教材、情報教育などについて、民間が提供するサービスのカタログ情報を一覧で掲載している。

 同社では、今年度のデジタル庁による「教育関連データのデータ連携の実現に向けた実証調査研究事業」を受託しており、公開されたサービスマップはその一環で開発された。民間企業などに募集を行い、▽教務系、保健系、学籍系、学校事務系などの統合した機能を持っている校務支援システム▽デジタルノートや教材作成、一斉/個別配布などに対応した授業支援・協働学習支援サービス▽発達段階・教科別のドリル教材や、英語5領域に関するデジタル教材▽プログラミング教育、情報モラル教育などの情報教育サービス――の4つの分野ごとに、さまざまなサービスのカタログ情報を収載。現在は4分野で100種類以上のサービスが登録されている。フリーワード検索のほか、無料トライアルの有無や学習eポータルとの連携実績、カリキュラム・略案など、機能や特徴で探すこともできる。

開発された教育DXサービスマップ(実証アルファ版)=富士ソフト提供
開発された教育DXサービスマップ(実証アルファ版)=富士ソフト提供

 この実証アルファ版を基に、同社では今後、全国の教育委員会や学校関係者にもヒアリングをしながら、掲載情報を拡充させていく予定で、将来的には次世代校務DXや教育データ標準化、相互運用性の確保など、関係省庁のガイドラインの改訂などを見据えて、継続的に改善を図っていく方針。

 教育DXサービスマップの実証アルファ版はこちらから閲覧できる。

広 告
広 告