被災地の小学生にランドセルを贈ろう――。ランドセルメーカーの「セイバン」(兵庫県たつの市)が1月18日から、最大震度7を記録した能登半島地震によってランドセルが使えなくなった小学生を対象として、同社のランドセルを寄付する取り組みを始めた。
同社の看板商品「天使のはね」のうち、店頭で展示用に使われていたものを寄付する。希望者は個人情報に加え、市町村が発行する「り災証明書」や「被災証明書」、使用できなくなったランドセルの写真を同社支援窓口宛てにメールする。ランドセルの写真を撮影することが難しい場合は、被害状況を確認できる写真で代えることが可能。もともと持っていたランドセルが同社の製品でない場合も、申し込むことができる。
ランドセルの色は、黒・紺・青・茶・赤・ピンク・紫系から、第3希望まで選択できる。在庫状況によっては、希望に沿えない場合もあるという。
4月30日まで申請を受け付ける。配送開始は2月下旬ごろを予定している。詳細は同社のホームページで。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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