4月は子どもの体調に要注意 保育士の9割、キリンHD調べ

4月は子どもの体調に要注意 保育士の9割、キリンHD調べ
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 4月は子どもの体調変化に気を付けて――。4月10日にキリンホールディングスが公表した保育士に行ったアンケートの結果で、9割以上の保育士が4月の子どもの体調管理に注意を払っていることが分かった。新入学などで環境が変わりやすいことが要因と考えられ、子どもだけでなく保護者や保育士も体調不良になりやすいと警鐘を鳴らしている。

 アンケートは3月22~26日に、20歳以上の保育士500人にインターネットで実施。4月に子どもたちは体調を崩しやすいと「思う」「どちらかというと思う」と答えた保育士は90.6%に上り、多くの保育士が、4月になると園内の子どもたちが立て続けに体調不良になったり、子どもの家族が体調を崩したりする場面を目にしていた。

4月こそ、子どもの体調管理に注意すべきだと思う保育士の割合
4月こそ、子どもの体調管理に注意すべきだと思う保育士の割合

 91.2%の保育士が、4月こそ、子どもの体調管理に注意すべきだと「思う」「どちらかというと思う」と答えており、その理由では「新しい環境による緊張や疲れから体調を崩す子どもがいる」「新入園児がいたりと環境が変わることでの生活リズム・人間関係のストレスを感じていそう」など、環境の変化や集団生活の影響を指摘する声が多かった。

 実際に3~4月にいつもより注意して実施していることを複数回答で尋ねると、「子どもの様子の観察」(75.0%)や「室内の気温調節」(61.6%)、「手洗い、うがい」(59.6%)、「着替え、服装の調節」(59.6%)、「毎日の検温、連絡帳」(54.4%)などが続いた。

 4月は自身の体調管理についても、いつもより気を遣うと「思う」「どちらかというと思う」と答えた保育士が87.6%おり、子どもだけでなく保育士も体調に気を付けていることが分かった。

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