文部科学省は4月22日、同18日に行われた全国学力・学習状況調査の実施状況(暫定値)を公表した。実施前日の夜に発生した豊後水道を震源とする地震の影響で、小中合わせて14校が後日実施となった。
4月19日正午時点での集計。同18日に実施したのは、小学校1万8019校、義務教育学校(前期課程)230校、特別支援学校小学部141校、中学校8951校、義務教育学校(後期課程)230校、中等教育学校55校、特別支援学校中学部185校だった。
後日実施予定とした学校は、小学校27校、義務教育学校(前期課程)1校、特別支援学校小学部14校、中学校49校、義務教育学校(後期課程)4校、特別支援学校中学部9校だった。後日実施の理由は、遠足・修学旅行などが27校、それ以外の学校行事が5校、4月17日夜に発生した豊後水道を震源とする地震の影響(休校など)が14校、感染症などによる影響(休校や学級閉鎖など)が8校、対象児童生徒の体調不良、欠席などが42校、その他が8校だった。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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