スポーツ大会の開催やスポーツ指導者の育成などを行う(公財)日本スポーツ協会(JSPO)は6月3日、スポーツ活動中の熱中症事故の多発を受け、スポーツ活動中の暑熱対策に関する対応方針を公表した。暑さ指数(WBGT)が31度以上の場合はスポーツ活動を原則中止にすることや、活動時間帯の変更や短縮などの対策を求めている。
スポーツ活動中の暑熱対策に関する対応方針では、JSPOが開催する大会などにおいては、JSPOが策定した「熱中症予防運動指針」において、暑さ指数31度以上の場合はスポーツ活動を原則中止とし、特に子どもの場合には中止すべきとしている。
また、暑熱環境下でスポーツ活動を実施する場合は▽競技ルールや慣例にとらわれず、参加者の休憩時間を設定する▽時間帯の変更や活動時間の短縮など、環境条件に応じて活動時間を調整する▽参加者が積極的に身体冷却を行える環境を整備する━━などの対策を講じるよう示している。
その他、環境条件に応じてスポーツ活動を中止する可能性があることなど、暑さ指数に基づくスポーツ活動実施の可否判断を行うフローを取り決めて、参加者に事前に周知するよう求めている。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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