こどもの城合唱団が歌声披露 こども家庭庁で大臣室体験も

こどもの城合唱団が歌声披露 こども家庭庁で大臣室体験も
ダンスを交えた合唱を披露する「こどもの城合唱団」=撮影:水野拓昌
【協賛企画】
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 「こどもの城合唱団」の子どもたちが7月29日、こども家庭庁を訪れ、同庁「こどもまんなかひろば」で合唱と元気いっぱいのパフォーマンスを披露し、活動をアピールした。この後、メンバーは30日~8月2日の大臣室開放を前に、大臣室を訪問した。

 こどもの城合唱団は2015年の国立総合児童センター「こどもの城」(東京都渋谷区)閉館後も、青山学院大学など都内で活動を継続。世代や性別、国籍、障害の有無を超えた多様性のある3歳~80代の約250人が児童合唱団、混声合唱団に在籍している。この日は小中高校生を中心に大学生、社会人を含めた42人のメンバーが来庁。中学3年の女子生徒がMCを務めて曲を紹介し、学校唱歌や童謡メドレーからオリジナルソング、新しい曲など8曲の合唱を手話やダンスのパフォーマンスを交えて披露した。

 加藤鮎子こども政策担当相は「皆さんのメッセージがしっかり伝わり、ハッピーな気持ちになった。一人一人が楽しく、そして、仲間とサポートし合いながら全力で表現する姿を見せてもらった」と賛辞を贈った。この後、合唱団の子どもたちは30日からの大臣室開放に先駆け、大臣室などを訪問。大臣席での記念撮影で一人一人が考える子ども政策を大臣になり切って発表したり、黒板にメッセージを記入したりして楽しんだ。メッセージには「海外との交流の機会をもっと身近に」「暑い日に子どもが遊べる室内の施設を作りたい」と具体的な提言も見られた。

 こども家庭庁は同庁の取り組みなどをアピールする夏休み企画として、「こどもまんなか大臣になってみよう!」をテーマに掲げて大臣室開放を実施。8月2日まで、幼児や小中学生とその保護者を対象に開放する。庁内見学や大臣室での記念撮影、ポスター作成、缶バッジ作りなどの体験ができる。午前10時、午後1時、午後3時の1日3回で各回定員8組。すでに定員に達している回も多い。問い合わせ・申し込みは、こども家庭庁ホームページから。

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