第46回愛知県特別支援教育振興大会が1月17日、県内各地から約500人の参加者を得て、名古屋市教育センターで開催された。大会テーマは「共に生きる豊かな社会を」。開会行事では、吉田伸一愛知県特別支援教育推進連盟理事長のあいさつに続き、2024年度の教育功労者の顕彰があった。今年度の顕彰は、PTA5人・学校職員1人・加盟団体会員3人に表彰状。雇用主1社、篤志家1社、加盟団体功労者1人に感謝状が贈呈された。また、障害に基づく種々の困難を克服し、常に努力している児童生徒として、特別支援学級の部から55人、特別支援学校の部から111人が顕彰された。
この後、愛知県議会、名古屋市会、愛知県教育委員会から祝辞があった。最後に、障害児・者の一人一人が、その能力・適性に応じたよりよい社会参加と進路の確保が実現できるように、さまざまな課題の解決と最大限の支援を目指していくことを決意して、次の4つの大会スローガンを採択した。
○一人一人の障害の状態や教育的ニーズに応じた合理的配慮の提供
○「個別の支援計画」に基づく教育の充実と教育諸条件の整備
○進路の確保と就労・生活支援体制の整備充実
○自立と社会参加に向けた支援体制の整備充実
開会行事に続いて、4校の研究発表が行われた。