【私を支えた「この一冊」(53)】心を整える

【私を支えた「この一冊」(53)】心を整える
【協賛企画】
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 本書との出合いは教務主任となった頃。「心を整える」ことの大切さを改めて学ぶことができた一冊である。

 最も印象に残っているのは「マイナス発言は自分を後退させる」という筆者の考え方である。負の言葉はすべて、現状を捉える力を鈍らせてしまい、自分で自分の心を乱すことにつながるのである。愚痴を言うことも一時的なストレス解消になる場合もあるが、そこからは何も生まれないことを肝に銘じたいと思う。

 その他にも、本書からストレスやプレッシャーに対処するための具体的な方法を学ぶことができ、心のメンテナンスに役立っている。

 管理職になって以降は特に困難な状況に遭遇しても、マイナス発言をしないよう、常に心がけている。

(堤龍博・名古屋市立榎小学校長)

長谷部誠 著 幻冬舎
長谷部誠 著 幻冬舎

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