高校無償化に向けた自民、公明、日本維新の会の合意を受けて、今年4月から国公私立とも、高校生のいる世帯には所得制限なく年間11万8800円の就学支援金が支給され、2026年度から私立高校の支援金の上限額が45万7000円に増額されることなどが決まりました。長年私立高校への助成拡充を求めてきた団体や保護者からは期待の声が高まっていますが、一方で生徒の公立高校離れなど懸念も指摘されています。高校無償化を先行して進めた大阪府では公立高校の定員割れが相次いでおり、無償化による問題を指摘してきた大学教授は「丁寧な議論のないまま無償化を進めることは危険だ」と警鐘を鳴らしています。(参照記事:高校無償化への期待と懸念 「公立離れ」は進むのか)
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江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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