京都府京丹後市教育委員会は5月8日、同市立久美浜中学校で、グラウンドで長距離走をしていた1年生の男子生徒が倒れ、搬送先の病院で亡くなったと公表した。倒れた直後に運ばれた保健室では意識があったが、病院で容体が急変した。生徒はその日の朝に行われた健康観察では体調不良を訴えておらず、死因を調査している。
市教委によると、生徒が倒れたのは5月7日午前9時15分ごろ、学年で行われていた1時間目の保健体育の授業中で、1500メートル走をしていたところ、600メートルほど走った辺りで急に歩き出し、倒れ込んでしまった。その状況を認めた教員がすぐに駆け付け、担架で保健室に運んだ。
保健室に運ばれた生徒は、意思表示はできていたものの嘔吐(おうと)があり、もうろうとしていた様子だったため、午前9時27分ごろ、学校は救急要請。午前10時には近くの病院に搬送されたが、その後容体が急変し、午後0時52分に死亡が確認された。
生徒は朝に行われた健康観察で体調不良などを訴えておらず、死因は調査中としている。
男子生徒の死亡は翌日の5月8日朝、全校集会で他の生徒にも知らされた。市教委ではスクールカウンセラーを派遣するなどして、心のケアに当たっている。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
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江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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