公立学校の教員の処遇改善や働き方改革の実効性を高めるための対策強化、主務教諭の創設などを柱とする給特法改正案が6月11日、参院本会議で賛成多数で可決・成立しました。
改正法は教員の人材確保などを目的に、処遇改善として現在は給料月額の4%を支払っている教職調整額について、毎年1%ずつ引き上げていき、10%にするほか、学級担任への義務教育等教員特別手当の加算などを行います。合わせて教員の長時間労働の是正やメンタルヘルス対策をさらに進めていくため、教育委員会に対して、教員の業務量管理・健康確保措置実施計画の策定、実施状況の公表などを義務付けます。また、組織的な学校運営を促進していくため、主務教諭を新たに置くことができるようにします。(参照記事:改正給特法が成立、教職調整額引き上げ 文科相がメッセージ)
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江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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