教員サポートシステムの運用から4年目になりました。このシステムでは、研修の申し込みや総合教育センターが実施する研修履歴の自動記録と蓄積、研修情報や課題の発信など、研修を支える機能を一元化しています。今年度は、研修者からの課題提出について、これまでの郵送からシステム内のポスト機能を活用した電子提出への移行をさらに進め、負担軽減を図ります。
今後も機能をさらに充実させ、研修者や学校にとって使いやすく、学びの拠り所となるシステムを目指します。
教員サポートシステムには、4月にリニューアルされた本センターのウェブページからアクセスできます。
自ら学ぼうとする研修者のニーズに応えるため、自由応募制のeラーニング研修の充実を進めています。今年度は14教材を新設し、71教材のeラーニング研修を提供しています。新設した教材は、小中学校の教科における授業構想を学ぶ内容を中心に、授業におけるICT機器の活用方法、生成AIの校務や授業等での活用方法、幼児教育と小学校教育の接続などを学ぶ内容となっています。昨年度、eラーニング研修に対して98%の教員が「満足」と回答をするなど充実した内容となっています。日々の業務の間や長期休業中など、自分のペースに合わせて教員としての資質や能力を高めるために御活用ください。
eラーニング単独講座を一覧にまとめたポスター「研修・講座を活用しよう!」は、教員サポートシステムのポスト機能を通じて、「研修MyPage」に送付しました。eラーニング単独講座の詳細については、本センターウェブページ掲載の「2025年度研修事業案内」からも御覧いただけます。
eラーニング単独講座は、教員サポートシステムで26年2月6日まで申し込むことができます。積極的に御活用ください。
愛知県教育委員会と(公財)愛知県教育振興会の共催で実施しているあいち教育賞は、本センターで応募の受付を行っております。あいち教育賞は、県内教職員の日頃の研究と実践の成果を広く募ることで、教職員の資質向上を図り、優れた研究・実践を表彰する事業です。また、その研究・実践を普及・還元することで、学校教育の充実を図っています。
昨年度から、新たに実践研究部門(学びのフロンティア)と教育研究論文部門の二部門制としました。実践研究部門(学びのフロンティア)は先進的な教育実践やチーム学校として取り組んだ協働的な教育実践などをまとめた作品を、教育研究論文部門は教育理論に基づき、仮説を立てて研究実践した成果等についてまとめた作品を募集しています。募集期間は7月1日より8月1日までです。詳しくは本センターのウェブページを御覧ください。
本センターでは、今日的な教育課題や教科指導についての研究を学校・愛知県教育委員会・大学と連携して進め、その成果を広く普及・還元するために研究発表会で発信しております。
今年度は、「誰一人取り残さない『豊かな学び』の実現を目指して」をテーマに開催し、昨年度に引き続き講師招聘の講演を行います。講師は、文部科学省初等中等教育局教育課程課長の武藤久慶氏です。講演後には、例年通り部会に分かれての研究発表・研究協議を開催します。今年度は、6つの部会を予定しています。また、研究発表会後に期間限定でオンデマンド動画配信も行います。ぜひ御覧ください。
【参加申込】
申し込みは7月中旬より開始予定です。本センターウェブページに掲載の開催案内を御参照ください。