深い学びの実現 子供の実感を大切に(寺崎千秋)

教育新聞論説委員 寺崎 千秋
「深い学び」とは何かとよく聞かれる。教育課程の基準である学習指導要領に基づけば、子供一人一人に「生きる力」、すなわち「確かな学力、豊かな心、健やかな体」が育成されることであろう。

特に「資質・能力の三つの柱」「学習の基盤となる資質・能力」「現代的な諸課題に対応して求められる資質・能力」などを身に付け、さらに一人一人の子供が内に持っている資質・能力を豊かに伸ばすことを重視している。

深い学びについて中教審は、「知識を相互に関連付けてより深く理解したり、情報を精査して考えを形成したり、問題を見いだして解決策を考えたり、思いや考えを基に創造したりすることに向かう」学びとし、「習得・活用・探究という学びの過程で、各教科等の特質に応じた『見方・考え方』を働かせ」ることが大切であると示唆している。……

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