現行の4月始まりの学年において、早生まれ(1~3月生まれ)の子は、同じクラスの子供たちの中で相対的に月齢が低く、特に低年齢では大きな発達の差が見られることがあります。最近の研究では、学力の差は年齢が上がるにつれて縮まっていくものの、勤勉さや自己効力感、周囲との関係などの非認知能力は、長期にわたり学級の中での差が縮まらないということを、統計的に明らかにしたものもあります(参考:早生まれの影響、どう配慮? 尼崎市のシンポで議論)。一方で発達には個人差も大きく、一人一人の子供を見れば、早生まれでも能力の高い子供は少なくありません。
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