日本PTA全国協議会、金田会長を解職 組織内で言動を問題視

日本PTA全国協議会、金田会長を解職 組織内で言動を問題視
iStock.com/sesame
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 全国のPTA組織でつくる公益社団法人「日本PTA全国協議会」は7月19日の理事会で、金田淳代表理事(会長)を解職した。同会が同月31日にホームページで明らかにしたところによると、組織の中から「金田氏の行動や言動が会長としてふさわしくない」という意見が出たことを受けて内部調査を実施。この結果、内閣府から公益社団法人として認定を受け、社会的に責任の重い団体でもあることを考慮し、総合的に判断して解職を決めたという。

 金田氏は2022年6月に会長に就任し、今年6月に続投の方向が確認されていた。会長職を解かれた後も、理事として会の運営には関与する。後任の会長には、副会長だった後藤豊郎氏が就いた。

 同会事務局は「傘下の組織にはきちんと調査結果を説明した。ホームページに書いてある以上の具体的な内容は言えない」としている。

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