全国のPTA組織でつくる公益社団法人「日本PTA全国協議会」は7月19日の理事会で、金田淳代表理事(会長)を解職した。同会が同月31日にホームページで明らかにしたところによると、組織の中から「金田氏の行動や言動が会長としてふさわしくない」という意見が出たことを受けて内部調査を実施。この結果、内閣府から公益社団法人として認定を受け、社会的に責任の重い団体でもあることを考慮し、総合的に判断して解職を決めたという。
金田氏は2022年6月に会長に就任し、今年6月に続投の方向が確認されていた。会長職を解かれた後も、理事として会の運営には関与する。後任の会長には、副会長だった後藤豊郎氏が就いた。
同会事務局は「傘下の組織にはきちんと調査結果を説明した。ホームページに書いてある以上の具体的な内容は言えない」としている。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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