大学入試センターは1月19日、13、14両日に実施された大学入学共通テストの本試験について、地理歴史科、公民科、理科の一部科目の難易度に差があると判断した場合の得点調整は行わないと発表した。得点調整が必要になるような平均点の差が認められなかったため。
共通テストでは、①地理歴史科の「世界史B」「日本史B」「地理B」②公民科の「現代社会」「倫理」「政治・経済」③理科の「物理」「化学」「生物」「地学」――の3グループについて、グループ内で1万人以上が受験した科目同士の平均点に20点以上の開きがあり、その原因が難易度の差にあると認められた場合、得点調整を行うことにしている。
しかし今回は、大半の受験生の採点を終えた段階で、各グループの科目の平均点の差が全て20点未満に収まっていた。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
次期学習指導要領の基本的な考え方について、中教審の教育課程企画特別部会は9月5日、第12回会合を開き、これまでの論点整理の素案を検討した。主体的・対話的で深い学びの実装、多様性の包摂、実現可能性の確保を三位一体で具現化するため、教育課程を柔軟なものにしていく。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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