政府は3月19日、こどもと接する仕事に就く際に、性犯罪歴がないことを照会する「日本版DBS(Disclosure and Barring Service)」の制度化を盛り込んだ「こども性暴力防止法案」を閣議決定しました。日本版DBSは主に再犯防止を防ぐ対策ですが、同日の閣議後会見で加藤鮎子こども政策担当相は「初犯も含めてこどもに対する性暴力を防止するための法律案だ」と強調しました。
「こども性暴力防止法案」では、幼稚園や保育所、認定こども園、学校、児童福祉施設、児童相談所などの設置者と、国による認定を受けた民間の学習塾や学童保育、スポーツクラブなどの民間事業者を対象とし、教員や保育士をはじめ、こどもと接する業務に従事する職員や従業員による性暴力を防止する取り組みを義務付け、被害に遭ったこどもを適切に保護する責務を定めています。(参照記事:こども性暴力防止法案を閣議決定 DBSに加え初犯対策も)
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伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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