文部科学省の「教育データの利活用に関する有識者会議」の第22回会合が6月5日、オンラインで開かれ、文科省側からこれまでの議論を踏まえて、教育データを実際に児童生徒や教職員らが利活用する事例のたたき台が示されました。この中で児童生徒(保護者)の視点として、児童生徒が自らの学びをデータで振り返り、次の学びにつなげることに加え、保護者にもこれらの情報が提供され、子どもの状況を把握することで適切な声掛けなどが可能になることが盛り込まれました。しかしこれに対し、委員からは「いろいろなデータが保護者に筒抜けになることは、子どもにとって生きづらさや学びづらさにつながるケースもある」などと、慎重な議論を求める意見も上がりました。(参照記事:教育データ利活用 保護者の利用に慎重議論求める声も )
あなたは、教育データの利活用において、保護者への情報提供に賛成ですか?
あなたの意見で議論を深めてください
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江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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