この春、人口約1万4000人の大分県玖珠町に小中一貫の町立学びの多様化学校が開校しました。「対話」「野遊び」「探究」という3つのユニークな教科を新設し、学校になじめなかった子どもたちの登校率(全児童生徒に占める登校した児童生徒の割合)が8割に達していることから、全国的に注目されています。その学校づくりとは――。
「教員も子どももお互いを名前で呼ぶ」「子どもたちの意見で学校名を変更」「1年足らずという異例のスピードで開校」など、同校を現地取材した山田博史記者に小木曽浩介編集長が聞きました。
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江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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