中教審の教員養成部会は5月23日の会合で、教師の質を維持・向上させるための採用・研修に関する議論に着手しました。採用では、今後の教員需給の動向を見極めつつ、教員採用試験の一次試験を共同実施することの意義や課題も論点に盛り込まれています。
共同実施する効果としては、二次試験で人物重視の丁寧な選考が可能になることや、受験者数の増加などが見込めるとされています。一方で、一次試験の合格者が全国各地の二次試験を受験することができるとなった場合、各自治体で現在よりも採用予定者を見込みにくくなる可能性があるという懸念も出ています。(参照記事:養成部会が採用の議論に着手 採用試験の共同実施も論点に)
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江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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