小学校に入ってすぐに学習する平仮名と片仮名。片仮名は平仮名と違って形が似た文字が多く、「シ」と「ツ」、「ソ」と「ン」、「コ」と「ユ」などは少し向きが変わったり伸ばしすぎたりしただけで違う文字になってしまう。つたえあいましょう学校1年1組のねずみのニタ君。ハロウィンの日に友達を家に呼んでパーティーを開こうと企画し、招待状を書く。仲良しのお友達6匹に招待状を手渡したところ、受け取った全員はなぜか不思議そうな顔。何が書いてあるのかよく分からないのだ。「ハロウソパーティー」で「イヌとりゲーム」をしましょうってどういうこと?!ニタ君の招待状はみんなを困惑させてしまう。いつも急いで乱暴に片仮名を書いていたニタ君だったが、これを機に落ち着いて丁寧に字を書こうと心に誓う。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください