タイトルの通り、ネコ好きな人、ネコと仲良くなりたい人にお薦めしたい本。なんと紀元前3500年には、既にネコを飼っていた人がいたそうだ。はじめてネコをペットにしたのは古代エジプト人。ネコは夜でも目が見え、丸まって眠る姿が三日月に見えることから、エジプト人は「ネコには暗闇から世界を守る力がある」と信じていたらしい。その後、ローマ人がエジプトでネコを見つけ、ヨーロッパに連れて行ってからは紆余(うよ)曲折があり…。それでもネコは今も世界中で愛される存在だ。ネコの種類や特徴、人に飼われてきた歴史、世話の仕方などをイラストを交えて分かりやすく説明している。家でネコを飼っている子供、これから飼ってみたい子供が読むことで、これまで以上にネコへの愛着が湧き、優しくお世話できるようになるのではと思う。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください