“世界”と“世界にある全てのもの”を紹介する絵本。「宇宙からくる、だれかさんへ。地球がどんなところかしってる?ぼくがきみに、おしえてあげる」というメッセージからストーリーが始まる。宇宙からのお客さんに地球のことを教えてあげるとしたら、子供たちはどのように説明するだろうか。たくさんの人間が住んでいること、見た目は1人ずつ違うこと、いろいろな天気があっていろいろな生き物が住んでいること、目に見えないものや人が作り出したものがあること…。人はみんな違っているけど、一つだけ共通点がある。それは同じ地球に住んでいること。傷つけ合うこともあるけど、互いに助け合う方が気持ちいい。私たちの住む地球を大切に、そして互いを大切に思うことが大事だよと優しく伝えてくれる。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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