長く語り継がれる日本と世界の昔話13話を、シアター形式で語り伝えるための本。
一般的な「読み聞かせ」とはひと味違い、人形や小道具を使って臨場感あふれる表現ができる。『赤ずきん』や『うらしまたろう』はペープサートで、『みにくいあひるの子』や『おむすびころりん』は画用紙を使って、『3びきの子ぶた』『かさじぞう』は封筒や紙コップを使って制作する。
どれも身近にある材料で作ることができ、見本の写真が充実しているので完成形もイメージしやすい。コピーして使う型紙集も付いているので、子供と一緒に作るのもお薦めだ。小さい子供なら色塗りだけすればよい。
ストーリーを知っている子供は自分たちで演じて遊ぶなど、表現することの楽しさに気付くきっかけともなる。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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