『キキに出会った人びと』『キキとジジ』に続く「魔女の宅急便」特別編シリーズの第3弾。これまでは、シリーズ本編に登場する人々の過去を中心に描かれていたが、3作目は『魔女の宅急便 その3』に登場するケケが大人になって書いた物語を描く。ケケ本人の話ではなく、ケケが書いた物語という設定。
主人公は、4歳で母親を亡くし、いつも自分は「半分」だと心もとなく思っているタタという女の子。
優しいお父さんとおばさんがいるものの反抗ばかりしていたタタは、ある夜、屋根裏部屋で母親が残した「おわりのとびら」という本を手にし、そこに書かれた奇妙な言葉を見て旅に出ようと決心。導かれるように不思議な森に着き、そこからタタは自らの意志で「半分」を探す旅を始める。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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