わたしとあなたのものがたり

わたしとあなたのものがたり
【協賛企画】
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 クラスの中で肌が茶色や黒色なのは一人だけという環境で育った黒人の女の子が、奴隷の子孫であることを友達に笑われながらも強くしなやかに生きて医師となり、やがて母となって、娘へのメッセージとして残した絵本である。

 著者自身が奴隷の子孫であることを恥ずかしく感じていたと認めつつ、これからの世代にはそうではなく、自分たちが受け継いでいる豊かな遺産を感じ取ってもらいたいと伝える。

 偏見はいまだなくならないが、誇りを持って過去を振り返り、なりたい自分に向かって羽ばたいてほしいとエールも込める。

 奴隷制度や公民権運動、キング牧師などについて学ぶきっかけだけでなく、自分らしく強く生きること、ルーツと向き合うことの大切さなど多くのことを教えてくれる。

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