内閣府が実施した調査の結果などから、日本の若者は他の先進国と比べて「自己肯定感が低い」点が課題だと指摘されている。その自己肯定感の第一人者として知られ、「自己肯定感の教科書」などの著者である中島輝氏が、子供に向けてたくさんの「自信スイッチ」を伝える。
自己肯定感を高めるには、思考の癖や潜在意識を自発的に変えていく必要があり、学童期から習慣化させていくことで「一生を支える自信」を育むことができる。紹介するスイッチは39種類に及ぶ。毎日取り組める「習慣スイッチ」、気持ちやなりたい自分に合わせて行う「特別スイッチ」のほか、ここぞというときにおまじないとして使える「魔法スイッチ」も伝授する。自信を身に付ける習慣づくりとして活用してもらいたい。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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