石井睦美 作ささめやゆき 絵アリス館1540円
恐竜好きの少年・カイくんと、お手伝い妖精・ティムが繰り広げる大冒険『カイとティム』シリーズの第2弾。
夜中に突然、カイくんの前にティムが登場して、3年ぶりの再開を果たす。前回とは違い、大切な落とし物を探す〝落としものがかり〟になったティムは、カイくんを助手に任命。
その後、ティムの口から女の子の影を探していることを知らされる。影がなくなると徐々に身体が消え、周囲の人から忘れ去られてしまうという。そのため、急いで落としてしまった影を探すべく、灰色に包まれた薄気味悪い〝影の国〟に足を踏み入れる。2人は影を見つけ、女の子を守ることができるのだろうか。
子供らしい話し言葉が並び、親しみやすい文章になっており、すらすら読めてしまう。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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