個別最適な学び×協働的な学びを実現する学級経営

個別最適な学び×協働的な学びを実現する学級経営
【協賛企画】
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 2020年代を通じて実現すべき「令和の日本型学校教育」の姿として、「全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと協働的な学び」の2つが大きなキーワードとなっている。本書は、これまですでに現場で実践されてきた事例から、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の在り方を考えようとするものである。

 大学院で学級経営を研究する著者は、「個別最適な学び」や「協働的な学び」は何もまったく新しい学びの形ではなく、これまでの学級経営、授業づくりのグッド・プラクティスとして実践されてきたものであると指摘する。

 第1章「理論編」に続く第2章「実践編」では、小学校の教員を中心に、特別支援教育のコーディネーター、オルタナティブスクールの主宰者など8人の実践家と著者が、学びの在り方とそれを支える学級経営について対談形式で語り合った内容を伝える。

 第2章「個別最適な学びと協働的な学びを実現する10カ条―フロンティアたちの流儀―」では、対談から見えてきた共通のメッセージを伝える。8人全員が、「個別最適な学び」と「協働的な学び」は分割不可能と捉え、授業の手順には、「課題の提示」「個人試行」「協働での解決」「学びの共有」という典型的な流れがあることなどを10カ条として提言している。

 これまで実践してきた自身のグッド・プラクティスを生かしながら、より良い学級経営につなげてもらいたい。

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