教師たちのとっておきの言葉

教師たちのとっておきの言葉
【協賛企画】
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 大学教授や中学校教師、スクールカウンセラーといった教育現場に携わる計34人の先輩教師たちを支えた言葉を収録した一冊。

 1ページごとに各執筆者のとっておきの言葉と、その言葉を使用した時のエピソードも掲載。また、子供や保護者、同僚との間で生きた言葉に加えて、自分自身を支えた言葉までまとめられている。

 さらには、エピソード自体も多種多様。「高校に行く前に消える、その先はない」「生きる意味もない、希望もない」とつぶやく生徒の心を開かせた言葉、子供が起立性調節障害と診断されて自分の育て方を責めている保護者に寄り添った言葉、学級崩壊が起きたクラスの担任を務めていた小学校教師に送ったアドバイスなど、さまざまなシチュエーションに対応できる言葉が並ぶ。さらには、「いい人と歩けば祭り、悪い人といっしょは修行」「できないから学ぶ。できないから学び続ける」といった、これまでにはない価値観を与えてくれそうな言葉もあり、周囲の人だけでなく自分自身にも向けて使いたくなる。

 「あの時、何と声を掛ければ良かったのか」「もっと別の言い方をしておけば」と言葉に関するミスを悔やんだ経験は教師なら誰でもあるだろう。適切な言葉が求められるタイミングは突如訪れるため、いろいろな言葉をストックしておく必要がある。後悔しないために、子供や子供に関わる全ての人に笑顔にするために、108つの言葉を自分のものにしておきたい。

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