日々「憶測」ばかりしているという著者が、何気ない日常の風景を見ながら思わず頭の中に浮かんでくる「こうだろうな」「もしああだったら」……という「憶測」をつづった本。独特の視点で切り取った生活の一コマ一コマ、合計90個の「憶測」を絵と文でユーモアたっぷりに描く。
児童文学総合誌「飛ぶ教室」の人気連載を書籍化したもので、5年半分の「憶測」の軌跡でもある。
日常を観察する目は鋭く、そこからはじまる「憶測」はどれもユニークなものばかりだ。思わず笑ってしまう「憶測」、なるほどとうなってしまう「憶測」などバラエティー豊かで飽きることがない。
大人も子供も気軽に読めて楽しめるのはもちろん、毎日をより楽しむためのヒントが詰まった本でもある。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
広告ブロック機能を検知しました。
このサイトを利用するには、広告ブロック機能(ブラウザの機能拡張等)を無効にしてページを再読み込みしてください