いつか空の下で さくら小ヒカリ新聞

いつか空の下で さくら小ヒカリ新聞
【協賛企画】
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 物語のテーマは、家畜動物の幸せを守る「動物福祉」。主人公のあすかは、ある日、助けを求めるかのような叫び声を聞いたのをきっかけに食用卵を育てる養鶏場に足を踏み入れ、けがをした鶏と出合う。そこから、養鶏場で行われている違法行為や、鶏の劣悪な飼育環境の実態を知る。

 「かわいそうな鶏を助けたい」というあすかの思いは、「動物福祉」という言葉との出合いによって強くなり、養鶏所の実態をクラスのみんなに知ってもらうために「新聞を書く」という行動につながっていく。

 養鶏所が抱える課題を自分事として捉えて詳しく調べ、自分は何ができるかを考えて新聞にまとめ上げるあすかの行動は、探究的な学びの在り方に通じる。

 社会に関心を広げるきっかけになればと思う。

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