私たちが生活している場所のごく近くにある河川敷の草地。自然を感じる機会が少ない都会に暮らす子どもたちにとっても、身近に自然を感じられる貴重な場所でもある。
「模型イラストや現場絵本の第一人者」として知られるモリナガ・ヨウさんと、カヤネズミが住む河川敷の自然と環境に詳しい「環境科学博士」の畠佐代子さんが、河川敷の草原を歩き、見て感じた草木、生き物の様子を伝える。
春から夏に成長し、大人の身長の2倍以上にもなるオギをかき分けて進んでいくと…、空を見上げれば鳥や虫が飛び回り、足元にはさまざまな生き物が現れる。そのわくわく感が伝わってきて、不思議と「川辺に行ってみたい」という気持ちになる。
大人にも子どもにも、川辺の自然の魅力を感じてもらいたい。
江戸時代の教育学者、細井平洲の言葉に「人の子を教育するは菊好きの菊を作る様にはすまじく、百姓の菜大根を作る様にすべきこと」というものがある。菊好きは、理想的な好みの形を目指して育てる。百姓は形や大きさにかかわらず「おいしくなあれ」と育てる。最近は、自身が「菊好き」なのでは、と悩む先生たちによく出会う。菊好きから百姓への転換の難しさも、非常に多く見聞きする。
伝統的なカトリック系ミッションスクールだった宇都宮海星女子学院中学・高校は、2023年度に星の杜中学・高校として生まれ変わった。世界10都市以上で海外留学を経験できる制度の導入など積極的にグローバル教育に取り組み、入学希望者も年々増加するなど注目を集めている。また、24年度には全国の私立中学・高校12校とコンソーシアムを立ち上げ、国内留学などの連携も始めた。これらの施策を推進する小野田一樹校長に、学校改革の現状や、私学を中心としたこれからの学校教育の在り方などを聞いた。
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