(鉄筆)バスケットボール男子……

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 バスケットボール男子日本代表がワールドカップ(W杯)でパリ五輪の出場権を獲得した。わが国の世界ランキングは36位。一次ラウンドで24位フィンランドを劇的な逆転勝利で破った。

 オーストラリア(3位)には敗れて17位~32位を決める順位決定ラウンドへ。対ベネズエラ(17位)戦では第4クオーターで15点差をお家芸の3点シュートなどで劇的な逆転勝ち!最終戦のカボベルデ戦は第4クオーターで追い付かれそうになったが粘りの守りで振り切った。

 自力での五輪出場権獲得は1976年のモントリオール五輪以来48年ぶりの快挙。富永啓生(ネブラスカ大)、河村勇輝(横浜BC)の最年少22歳コンビの躍動が目を引いた。キャプテンの富樫勇樹(千葉J)、ジョシュ・ホーキンソン(S渋谷)、渡辺雄太(米サンズ)らの最後まで力を出し切ったプレーに沖縄の会場は歓喜の渦となり一緒に感動した。

 今回の試合ぶりで一気に関心が高まり、大会中、小中学生が公園でバスケを楽しんでいる姿が見られた。W杯は32チームが戦うが、パリ五輪は12チームだそうだ。次は世界のトップ10を望みたい。

 少し前の世界陸上では、女子やり投げで北口榛花(JAL)が金メダル、男子35㌔競歩で川野将虎(旭化成)が銅メダル。今回目を引いたのが決勝に残り入賞した競技が9種目(12人)もあったことだ。陸上も世界との差があると見られていただけに、大きな飛躍と言えよう。あと一歩で五輪のメダルに届く位置におり今後を期待したい。バスケ、陸上に打ち込む子供たちは光明を見いだしたことだろう。

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