松岡正剛さん(下)情報とは何かを考え、AI時代に備える

松岡正剛さんに探究学習のヒントを聞く新年のインタビューは、日本人の読解力低下について、国語を巡る東西文化のデバイド(格差)まで深く掘り下げた説明で始まった。

文字をもたなかった日本に漢字が到来した弥生時代から万葉時代にかけ、日本人は国語に革命的な変化を起こして日本語を成立させることに成功した。だが、明治維新期にヨーロッパの近代文明を吸収したときには、残念ながら、近代国語としての日本語を組み立て損ねてしまった。それが読解力問題の根底にあるとの見解が、松岡さんから語られた。

では、AI時代を迎えようとする中、世界に通用する読解力を日本人が身につけていくためにはどうすればいいのか。多くのヒントが示された。

(聞き手 教育新聞編集委員 佐野領)

この特集の一覧
 ・松岡正剛さんに聞く
情報とは何か 三つのキーワードで理解する
――欧米流のロジカルシンキングは、AI時代を迎えると、ますます徹底されていくでしょう。AI時代をどう理解するかが、これからの先生のスキルを考える前提になりそうです。
学校にパソコンが入り、プログラミング教育も発達するから、AIと教師のスキルはだんだん近くなりますね。……

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