夏休みは8月だけ 授業は原則5時間に、広島県福山市

学校の働き方改革などを目的に、広島県福山市はこのほど、来年度から市立小中学校などの夏休みを8月1日~31日までの1カ月間に短縮する分、学期中の授業時間を原則5時間とする教育課程を実施する方針を決めた。

同市では、今年度に全ての市立小中学校などに空調設備が整うことから、これまで夏休みだった7月21~31日も授業を実施し、1日の授業時数は5時間を基本とすることで、放課後にゆとりを持たせることにした。

一部の学年では週1~2日程度、6時間になる場合もあるほか、市立幼稚園の7月中の開園については実態を踏まえて対応する。

同市教委によると、5時間にすることで児童生徒がゆとりを持って学習できるようになり、教職員も授業準備や会議の時間を確保できる。特に、中学校の部活動では開始時刻が早まるため、教員の勤務時間内に収められるようになるなどのメリットが期待できるという。

7月下旬の夏休みの平日に実施されていた部活動の大会などは、現在、関係機関と日程などの調整を進めている。

同市教委の担当者は「空調が完備されることよって、夏の暑さの中でも学習ができるようになり、その活用方法を検討してきた。放課後に1時間増えるだけでも、教員にとってはだいぶ違う。誰もがやって良かったと思えるような取り組みにしていきたい」と話した。


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